がぞうAIノート

画像生成AIの選び方・使い方・決まりごとを、比べて分かるように。

画像生成AIプロンプト、髪型を指定する書き方

公開 · 18分で読めます

#画像生成AI #プロンプト #ChatGPT #Gemini

画像生成AIで髪型を指定するときは、「長さ → 形(結び方) → 前髪 → 色 → 質感」の順に、部位ごとに1語ずつはっきり書くのがいちばん確実です。たとえば「肩までの長さ、ゆるいウェーブのボブ、眉にかかるぱっつん前髪、ミルクティー色の髪、つやのある髪」のように分けて書きます。それでも前髪や髪色が崩れたときは、最初から作り直さずに、各サービスの部分編集で髪の部分だけを直すと早く済みます。

画像生成AIプロンプト、髪型を指定する書き方

あなたに合うのはどれ?

まずは、いま使っているサービスか、無料で始めやすいサービスを1つ選んでください。髪型の指定語はどのサービスでもほぼ同じように使えるので、違いが出るのは「崩れた所の直しやすさ」と「費用」です。

状況まず選ぶもの最初に開くページ
初心者で、まず無料で試したいGemini アプリ(Nano Banana 2)Gemini アプリで画像を生成、編集する(公式ヘルプ)
すでにChatGPTを使っていて、髪の一部だけ直したいChatGPTの画像編集(選択ツール)Images in ChatGPT(OpenAI公式ヘルプ)
仕事で写真・素材を毎日直す(Photoshopを使う)Photoshopの生成塗りつぶし生成塗りつぶしの使用(Adobe公式ヘルプ)
予算があり、イラストの絵柄や雰囲気にこだわりたいMidjourney(Vary Region / Editor)Vary Region(Midjourney公式ドキュメント)

作った画像をSNSや副業の素材に使うなら、髪型より先に規約も確認しておくと安心です。確認する箇所は画像生成AI商用利用、規約のどこを確認するかにまとめています。

髪型プロンプトの基本は「部位ごとに1語ずつ、決まった順番で」

髪型は「長さ」「形」「前髪」「色」「質感」の5つに分けて、この順番で書くと崩れにくくなります。「かわいい髪型」のような雰囲気の言葉だけだと、AIが毎回違う解釈をするからです。

5つの部位と書く順番

順番部位決めること日本語の例英語の例
1長さどこまで届くか肩までの長さshoulder-length hair
2形・結び方ボブ、ポニーテールなどボブ、ポニーテールbob cut, ponytail
3前髪長さと形眉にかかるぱっつん前髪blunt bangs at eyebrow level
4色髪の色黒髪、ミルクティー色black hair, beige blonde hair
5質感ストレート・ウェーブ・つやゆるいウェーブ、つやのあるloose waves, glossy hair

書き方の例

たとえば、次のように1文にまとめます。

人物・服・背景をどの順で書くかは、髪型以外にも効いてきます。全体の順番の考え方は画像生成AIプロンプトの書き方、順番で決まるで詳しく説明しています。

日本語と英語、どちらで書くか

ChatGPTとGeminiは日本語で十分に通じます。Midjourneyは英語のほうが意図どおりに出やすいので、英語の指定語を使うのがおすすめです。「ぱっつん」「姫カット」のような日本特有の言葉は、英語の説明を添えると伝わりやすくなります(例: 姫カット → hime cut, straight bangs and cheek-length side locks)。

部位ごとの指定語一覧

ここに挙げる言葉を、上の5つの部位に1つずつ当てはめれば髪型を指定できます。全部を使う必要はなく、各部位から1語ずつ選べば足ります。

長さ

日本語英語目安
ベリーショートvery short hair, pixie cut耳が出る
あご下の長さchin-length hairボブの基本
肩までの長さshoulder-length hairミディアム
胸までの長さchest-length hairセミロング
腰までの長さwaist-length hairロング

「ロング」「ショート」だけだと幅が広すぎます。体のどこまで届くか(あご・肩・胸・腰)で書くと、長さが安定します。

形・結び方

日本語英語
ボブbob cut
ウルフカットwolf cut
ポニーテール(高い位置)high ponytail
ツインテールtwin tails
おさげ・三つ編みbraids
お団子bun, (2つなら) double buns
ハーフアップhalf-up hairstyle
編み込みbraided crown

前髪

前髪は崩れやすい部位なので、「長さ」と「形」の両方を書くのがコツです。

日本語英語
ぱっつん前髪blunt bangs
眉上の短い前髪short bangs above the eyebrows
目にかかる前髪long bangs covering the eyes
流し前髪side-swept bangs
シースルー前髪see-through bangs, wispy bangs
センター分けcenter part, middle part
前髪なし・おでこを出すno bangs, forehead visible

色

日本語英語
黒髪black hair
茶髪(暗め)dark brown hair
金髪blonde hair
銀髪silver hair
ピンクの髪pink hair
毛先だけ色を変えるombre hair, (例) black hair with pink tips
内側だけ色を変えるinner color, (例) black hair with blue underneath

質感・動き

日本語英語
まっすぐstraight hair
ゆるいウェーブloose waves
くせ毛・巻き毛curly hair
つやのあるglossy hair, shiny hair
風になびくhair blowing in the wind
耳にかけるhair tucked behind the ear
アホ毛ahoge, a single strand sticking up

崩れやすい箇所と直し方

髪型の崩れ方は大きく5つに分けられ、どれも「プロンプトの書き直し」か「部分編集」のどちらかで直せます。全体を作り直すと、気に入っていた顔や服まで変わってしまうので、まずは原因に合った直し方を選んでください。

崩れ方よくある原因まず試す直し方
髪の色が服や目に移る色の言葉が髪から離れている「ピンクの髪」のように色と髪を隣に置き、服・目の色も書く
前髪の長さが指定と違う長さを書いていない「眉にかかる」「目にかかる」など位置で書く
ポニーテールがツインテールになる結ぶ数と位置を書いていない「1つに結んだ」「高い位置」と数と位置を足す
髪が背景に溶け込む髪と背景の色が近い背景の色を髪と違う色に指定する
作り直すたびに髪型が変わる毎回ゼロから生成しているできた画像をもとに編集で頼む

色移りを防ぐ書き方

髪の色が服や目に移ってしまうのは、AIが色の言葉をどの部位にかけるか取り違えるためです。対策は2つあります。

  1. 色の言葉と「髪」を必ず隣に置く(「ピンクの髪」◯/「ピンク、ロング、髪」✕)
  2. ほかの部位の色も書いておく(例: 「ピンクの髪、黒い瞳、白いシャツ」)

Midjourneyでは、入れたくない要素を --no で指定できます(例: --no pink clothes)。--no はVary Regionで描き直すときにも使えるパラメーターの1つです(Midjourney公式: Vary Region)。

「髪だけ変えて」と頼むときの書き方

すでにある画像の髪型だけを変えたいときは、変える所と変えない所を両方書きます。

変えない所を書かないと、AIが顔や服まで描き直すことがあります。

サービス別:髪の一部だけ直す手順

どのサービスにも「画像の一部だけを描き直す」機能があり、前髪や毛先の崩れはこれで直すのが早いです。画面の言葉は公式ヘルプの表記に合わせています(表示はアップデートで変わることがあります)。

ChatGPT:選択ツールで髪を塗って指示する

  1. ChatGPTで作った画像をクリックして開く
  2. 画像のメニューから「選択」(英語の画面では Select)を選ぶ
  3. 左側のスライダーで選択ツールの大きさを変え、直したい前髪や毛先をなぞる
  4. チャット欄に「この部分の前髪を眉にかかる長さに」と入力して送る

つまずきやすい所: OpenAIのヘルプには、選択範囲は必ずしも正確ではなく、編集が選んだ範囲の外にはみ出すことがあると書かれています。特に顔や手のまわりは元の画像と見比べるよう案内されています(OpenAI公式ヘルプ)。 直し方: 前髪を直すときは、目や眉まで塗らないように選択ツールを小さくし、「目と眉は変えない」と書き足します。

Gemini:ライブラリから画像を開いて会話で頼む

  1. gemini.google.com かGeminiアプリを開く
  2. 「ライブラリ」から編集したい画像を選ぶ
  3. 画像の下にある「チャット」をクリックする
  4. テキストボックスに「前髪だけを流し前髪に変えて。顔と服は変えないで」と入力して送信する

(Google公式ヘルプ)

つまずきやすい所: 範囲を塗って指定するのではなく、言葉で伝える方式なので、顔まで変わることがあります。 直し方: 変えない所(顔・表情・服・背景)を毎回書き足します。また、Nano Banana 2の1日の上限に達すると、Proでの再生成はできないと公式ヘルプに書かれています(同ヘルプ)。

Midjourney:Vary Region(Discord)/ Editor(Web)

  1. Discordでは、画像を拡大(Upscale)したあとに表示される「Vary (Region)」を押す
  2. 直したい髪の範囲を選ぶ
  3. 必要ならプロンプトを書き換える(例: blunt bangs at eyebrow level)
  4. 送信して描き直す

Vary RegionはDiscord向けの機能で、Webサイトでは「Editor」の「Erase」が同じ働きをします(Midjourney公式ドキュメント)。

つまずきやすい所: 選ぶ範囲が小さすぎると、変化がほとんど出ないことがあります。 直し方: 前髪なら額の上から眉の上まで、少し広めに選びます。

Photoshop:生成塗りつぶし

  1. なげなわツールなどで、直したい髪の部分を選択する
  2. 表示されるコンテキストタスクバーで「生成塗りつぶし」を選ぶ
  3. 「ゆるいウェーブの毛先」などのプロンプトを入力し、「生成」を押す
  4. 出てきた候補から選ぶ

(Adobe公式ヘルプ)

つまずきやすい所: 選択範囲の境目が髪の流れとずれていると、つなぎ目が不自然になります。 直し方: 毛先の外側の背景まで少し含めて選択します。

料金と向き・不向き

髪型を作るだけなら無料プランでも足ります。有料にするかどうかは、「毎日たくさん直すか」「仕事で写真を扱うか」で決めると迷いにくいです。料金は2026年10月時点のものです。最新の金額は必ず公式ページで確認してください。

サービス料金の目安(2026年10月時点・最新は公式で確認)向いている人向いていない人・注意点
Gemini(Google AI プラン)無料、Google AI Plus 月725円、Google AI Pro 月2,900円、Google AI Ultra 月14,500円〜(Google公式)無料で始めたい人、スマホで直したい人範囲を塗る指定ではないので、細かい所は言葉で何度か頼むことになる
ChatGPTプランと金額は公式の料金ページで確認文章の作業と画像づくりを同じ場所でしたい人選択範囲の外まで編集されることがある
Midjourneyプランと金額は公式ドキュメントで確認イラストの雰囲気にこだわる人英語のプロンプトが前提。まず無料で試したい人には向かない
Adobe Firefly / PhotoshopFirefly Standard 月1,580円、Firefly Pro 月3,180円、Firefly Pro Plus 月6,600円、Firefly Premium 月31,680円(税込)(Adobe公式)写真や仕事の素材を細かく直す人有料プランの生成クレジットは動画などのプレミアム機能で消費される仕組みなので、使い方によって必要なプランが変わる

Adobeの公式ページでは、有料プランはどれも標準的な画像とベクターを無制限に生成でき、生成クレジットは動画・オーディオ・パートナーモデルによる生成などに使うと説明されています(Adobe公式)。無料枠で比べたい人は画像生成AI商用利用おすすめ、無料枠で比べるも参考にしてください。

よくある質問

髪型のプロンプトは日本語でも大丈夫ですか?

ChatGPTとGeminiは日本語のプロンプトで十分に通じます。Midjourneyは英語のほうが意図どおりに出やすいので、この記事の表にある英語の指定語を使ってください。「姫カット」のような日本特有の言葉は、英語の説明を添えると伝わりやすくなります。

前髪だけがいつも思いどおりになりません。

「ぱっつん」のような形だけでなく、「眉にかかる」「目にかかる」など長さを位置で書いてください。それでも崩れるときは、ChatGPTの選択ツールやPhotoshopの生成塗りつぶしで前髪だけを塗って直すのが早いです。顔まで変わらないよう、「目と眉は変えない」と書き足します。

同じキャラクターの髪型を毎回そろえるには?

毎回ゼロから作らず、気に入った画像をもとに編集で頼むと、髪型がそろいやすくなります。プロンプトの髪の部分(長さ・形・前髪・色・質感)をメモにしておき、毎回同じ言葉で書くのも有効です。

髪の色が服にも移ってしまいます。

色の言葉を「ピンクの髪」のように髪のすぐ隣に置き、服や目の色も別に書いてください。Midjourneyなら --no pink clothes のように、入れたくない要素を指定できます。

次にやること

まずは、いま使っているサービスで「長さ→形→前髪→色→質感」の順のプロンプトを1つ作ってみるところから始めてください。

① 自分でやる人の今日の一歩

  1. この記事の表から、5つの部位それぞれに1語ずつ選んで、プロンプトを1文にまとめる
  2. 生成した画像で崩れた部位を1つだけ選び、部分編集で直す(ChatGPTなら「選択」、Geminiなら「ライブラリ」→「チャット」)
  3. うまくいったプロンプトをメモアプリに保存して、次回もそのまま使う

② 自分でやるのが大変・早く確実にしたい人向け

急いで有料にする必要はありません。無料で試して、上限に何度も届くようになってから考えれば十分です。

③ 関係するこのサイトの記事

出典